白い世界の橋渡しの13日間とは?
マヤ暦で「白い世界の橋渡し」と呼ばれるこの13日間(2025年5月29日〜6月10日)は、
不要なものを手放し、新たな可能性を迎え入れるための特別なサイクルです。
古い価値観や執着を軽やかに手放すことで、自分自身を再生へと導きながら、
周囲の人々や環境ともスムーズに繋がりやすくなる期間でもあります。
まるで、意識と意識のあいだに“橋”を架けるように、新たな縁やチャンスを呼び寄せるのが「白い世界の橋渡し」のエネルギーなのです。
白い世界の橋渡しの象徴するもの

マヤ暦では「白」「世界」「橋渡し」がそれぞれ深い意味を持ち、
これらが組み合わさることで多次元的なシンボルとして作用します。
また、現代のスピリチュアルな解釈の中では、天使的な存在のサポートや天界との繋がりをイメージさせることもあり、
「白い世界の橋渡し」が高次の世界と人間界を結ぶ“架け橋”とされるケースもあります。
これはあくまで個々人の捉え方や経験にもよりますが、純粋性・無条件の愛・導きなど、
天使がもたらすイメージと親和性が高いと考えられているためです。
- 白い世界:
「白」は浄化や純粋性、無条件の愛を象徴します。「世界」は私たち個人の内面だけでなく、 人間関係や社会、精神的な繋がりといった多層的な領域を指すので、 「白い世界」はあらゆる世界をクリアな視点で見つめ直す力を与えてくれるともいえるでしょう。 - 橋渡し:
橋渡しのエネルギーは、2つ以上の異なる価値観や世界、人と人、過去と未来などを結び、 調和や理解を生み出す役割を担います。不要なものを手放すことで、 新しい縁や可能性を迎え入れるための“架け橋”をかけやすくなるのです。 - 白い世界の橋渡し:
「白い世界の橋渡し」は、浄化と再生、そして繋がりの創造という 2つのプロセスを同時に動かすパワーを持ち合わせています。 “天使的な存在”や“高次のエネルギー”と繋がる感覚を持ちながら、 個人の内面と外の世界が結びつきやすいこの期間は、 新たな視点や出会い、心の成長がスムーズに進むでしょう。 結果として、調和と共鳴が広がり、周囲との関係性にも豊かな変化をもたらします。
「第2の城」— 鍛錬と洗練の52日間
マヤ暦では「城」というサイクルがあり、この白い世界の橋渡しの13日間は
第2の城(KIN53〜KIN104)という期間内に位置します。
第1の城で蒔いた種や、新しくスタートさせたことを今後どう伸ばしていくのか、
それともここで手放すべきかを試されるとき。それが「第2の城」です。
不要なものを手放すエネルギーが強まるこの時期、本当に必要なものだけを厳選し、次のステップへと進む心構えが大切です。
これによって身も心も軽くなり、よりスムーズに成長していけるでしょう。
白い世界の橋渡しがもたらす3つのキーワード

1. 手放しと再生:
過去の執着や、もう自分には必要なくなった物・習慣などを整理することで、
心と空間に新しい余白が生まれます。その“余白”こそが、自分を再生へと導く原動力。古いパターンを勇気を持って手放すと、不思議なほどスムーズに
次のステージへの扉が開いていきます。例えば、クローゼットの整理や長年抱え込んでいた感情の解放など、
小さな行動からでも再生のきっかけがつくれるのです。
2. 2つの世界を結ぶ架け橋:
「白い世界の橋渡し」の象徴する「橋渡し」というエネルギーは、
異なる価値観や境界線をつなぎ、調和を生み出す働きがあります。
たとえば、人と人、過去と未来、物質と精神、現実世界とスピリチュアルな世界など、
私たちが“別々”と感じているものを、やさしく結びつけてくれるのです。 その結果、今までは想像もしなかったアイデアやコラボレーションが生まれ、
新たな一歩を踏み出すサポートとなるでしょう。 また、この“架け橋”のエネルギーは天使的存在との繋がりとも相性が良いとされ、
見えないサポートを受け取っている感覚を得やすくなるかもしれません。
3. 高いコミュニケーション力:
「白い世界の橋渡し」は人と人を結ぶだけでなく、その間にある
思いやりや気遣いを育むエネルギーを持ちます。会話をするときに、相手の立場を想像してみたり、
本当に必要な言葉やタイミングを見極めたりする力が自然と高まるのです。こうしたコミュニケーション力は、単に言葉を交わすだけでなく、
信頼関係を深める最大の鍵にもなります。 結果的に、仕事やプライベートを問わず、よりスムーズな交流や
協力関係を築けるようになるでしょう。
この期間に取り組むテーマ

「白い世界の橋渡し」の13日間を充実させるための主要テーマは、以下の通りです。
これらのテーマを意識的に実践することで、自分と周囲、さらに目に見えない世界との調和を深めることができます。
- 不要なモノや情報を整理し、身軽になる
長らく放置していた物や使わなくなったアプリ、溜め込んだメールなどを思い切って手放しましょう。
実際にスペースが空くと、頭や心の中までクリアになり、新しいアイデアやポジティブな変化を迎えやすくなります。 - 新たな可能性を育むために自分軸を再確認する
自分の人生観や価値観を書き出してみると、意外な発見があるかもしれません。
「今の私に本当に必要なことは何か?」という問いを持ちながら紙に書き出すと、やるべき行動や優先順位が自然と明確になります。 - 橋渡し役として、人々や世界を繋げる機会を大切に
新しいコミュニティに参加してみたり、普段あまり話さない人へ声をかけてみたり。
あなたの笑顔や気遣いが“架け橋”となり、思わぬ協力関係や深いつながりを生むきっかけになるでしょう。
また、「白い世界の橋渡し」のエネルギーを意識することで、相手を理解する力や共感力がより高まります。
アファーメーションでエネルギーを高める

「白い世界の橋渡し」のエネルギーを最大限に活かすために、心を整えるアファーメーションを活用しましょう。
以下の言葉を毎日心の中や声に出して唱え、自分自身にポジティブな暗示をかけ続けることで、意識の変化をよりスムーズに促すことができます。 ポイントは、唱える時にイメージを伴わせること。周囲の助けや新しいチャンスを“受け取りやすい状態”を作り出していきましょう。
1. 「私は古い執着を手放し、新しいエネルギーを受け入れます」
手放したい執着や、古くなった思考のパターンを明確にイメージし、それが煙のように消えていく様子を思い描きましょう。 その後、空いたスペースに新しいチャンスが流れ込む光景を描くと、より効果的です。
2. 「私は人や環境の架け橋となり、思いやりの輪を広げます」
自分が架け橋となって、周囲の人々が手を取り合っているイメージを思い浮かべてみてください。
ちょっとした声かけやサポートを通して、優しさや感謝が循環していく感覚を味わうと、思いやりが自然に行動へと移りやすくなります。
3. 「私は必要なものを大切にし、不要なものを手放して成長していきます」
あなたにとって本当に価値のある「必要なもの」をしっかりと抱え込んだイメージを持ち、 それ以外は手放していく様子を思い描きましょう。
そうすることで、心の負担が軽くなり、本質的に大切なものだけが残る安心感を得られます。
白い世界の橋渡しの13日間を豊かに過ごすアイデア
- 定期的にクローゼットやPC内のデータを整理し、断捨離を実践する
- 心の中でご先祖様に感謝し、余裕があればお墓参りにも足を運ぶ
- 新しい勉強会やコミュニティに参加し、人とのご縁を広げる
- 身近な人への「ありがとう」やおもてなしの心がけを意識する
- 日常のコミュニケーションで相手の気持ちに寄り添い、心を通わせる
- 興味が薄れた趣味は思い切って手放し、新しい領域にチャレンジ
- 自分の人生観や価値観を書き出し、必要な軸を明確にする
- 疲れているときは散歩や軽い運動でリフレッシュし、心身の調和を図る
- 新しい繋がりを大切にし、自分から声をかけてご縁を深める
- 朝や就寝前に数分だけ瞑想や深呼吸を行い、高次の存在(天使など)からのメッセージを受け取る時間を持つ
- 週末など余裕のある日に自然の中へ出かけ、地球との繋がりを感じてリセットする
- SNSや職場でも、ポジティブな言葉や笑顔を意識的に発信し、小さな架け橋になる
- 価値観の異なる人と積極的に対話し、共通点や新しい学びを見つけ、世界を広げる
13日間の終わりに…

この「白い世界の橋渡し」の13日間が終わる頃、あなたは余分なものを手放して自分自身を再生し、
周囲との関係が一層充実していることでしょう。
不要なものを取り除いて生まれた新たなスペースには、未知の可能性や喜びが舞い込みやすくなります。
同時に、架け橋として周囲を繋ぐあなたの存在は、関わる人々の世界をも広げる力になるはずです。
「手放す勇気」と「繋ぐ意志」を持って迎え入れるこの13日間。
最後には、きっとあなたの中に新しい発見と成長が生まれるでしょう。
おすすめ書籍:「嫌われる勇気」
アドラー心理学を平易に解説した名著で、「手放すこと」や「自由になること」の本質に気づかされます。 自分軸を持ちながら周りと調和していく生き方を学ぶ上でも、一読の価値ありです。
「この先、どのような繋がりを広げていきたいのだろう?」
これらの問いを胸に、不要なものを手放し、自分らしい未来を築くための13日間をどうぞお楽しみください。
あなたが描く世界と周囲の世界が交わり、新たな調和の橋が架かることを心より願っています。