何年か前に書きかけたスケッチブックが出てくる。昔焼いていたお菓子をまたつくりたくなる。10月の蟹座は、そんなキブンからはじまりそうです。9月のあいだ、愛と美の星・金星が「恋と創造の部屋」で、ときめきや遊び心を連れてきてくれました。10月に入って3日、金星はくるりと折り返して、あなたが途中でやめてしまった好きなことのほうへ歩いていきそうです。
描きかけの絵や、弾かなくなったピアノ、連絡が途切れたまま忘れていた人のような、置き去りにしてきた「好き」を、10月は家の中で呼びもどします。
11日には「家と心の部屋」で新月です。9月の後半、太陽がこの部屋で住まいと家族に追い風を吹かせてくれた続きで、今度は、部屋の模様替えのような目に見える形で、家をつくり直します。
26日の満月は「仲間と未来の部屋」です。家の中で呼びもどした好きなことを、外の仲間に見せる夜になります。
3日、金星が「恋と創造の部屋」で折り返します。蟹座にとってここは、恋だけでなく、作ること、遊ぶこと、子どものことが入っている部屋です。金星が折り返すあいだ、昔つき合っていた人の夢を見たり、子どものころ夢中だった遊びをもう一度やりたくなったりするでしょう。実家のキッチンで母が使っていたのと同じお鍋を、急に買いたくなる、というような形でも来そうです。
金星が折り返しているあいだ、あなたが誰を、何を、ほんとうに好きだったのかを、ひとつずつ確かめさせてくれます。
11日の新月(0:50)が起こるのは、「家と心の部屋」です。この新月の願いは、家具の配置を変えるとか、玄関にお花を置くとか、実家に一泊するとか、手で触れる形の「住まいの作り直し」をした人から、かなっていくでしょう。蟹座は、住まいを整えると気持ちが整う星座なので、部屋のひと区画を動かすことが、そのままささやかなパワースポットになります。
金星が折り返しているあいだの新月なので、願うなら、新しい家より、いまの家をもっと好きになる方向です。「引っ越したい」と思う前に、「この部屋のどこが好きだったか」を思い出してみましょう。
16日には、変容の星・冥王星が「深い絆と、分かちあうものの部屋」で前を向きます。パートナーの収入や、親の家のこと、誰かと共同で持っているものについて、5月から宙に浮いていた話に、決まりがつきそうです。
23日からは太陽が「恋と創造の部屋」の季節に入り、蟹座は一か月のあいだ、遊ぶことが仕事になるでしょう。24日、言葉と連絡の星・水星が同じ部屋で折り返し、昔つき合っていた人からの連絡や、途中でやめた作品の「続きを見たい」と言われることが重なりそうです。24日はまた、太陽と金星がぴったり重なる日でもあり、愛の力が、新しく生まれます。蟹座にとってこの日は、好きなものに、もう一度まっすぐになれる日です。
25日、金星が「家と心の部屋」まで折り返してきて、呼びもどした好きなことを、家の中に置き直します。
満月は26日の13:11、「仲間と未来の部屋」です。太陽が恋と創造の部屋から向かい合っているので、この満月は、「あなたの好きなこと」と「それを一緒に楽しんでくれる人」を、一枚の絵にします。
10月に呼びもどした好きなことを、この夜、昔の仲間や趣味のグループ、SNSで同じものを好きな人たちに見せてみましょう。見せた相手の反応が、これからのあなたの居場所を決めていくかもしれません。
10月いっぱい、恋の舞台は、「恋と創造の部屋」にあります。3日から金星が折り返しているので、進めるより、たしかめる月になるでしょう。相手がいる人は、初めてのデートの場所や、初めて作ってあげた料理の話が出てきそうです。同じ料理をもう一度作ると、当時の気持ちがそのまま戻ってくるかもしれません。
蟹座は、好きな人に食べさせたいと思う気持ちで愛を測る星座なので、10月は、キッチンが恋の場所になりそうです。
まだ相手がいない人にとっては、24日の前後が節目になりそう。太陽と金星が重なる日に、昔好きだった人から連絡が来るとか、似た雰囲気の誰かと出会いそうな予感。どちらの場合も、あなたが誰を好きになるのかを、一度はっきりさせるための出来事になるでしょう。
25日以降は金星が家の部屋に入るので、恋は外で追いかけるより、家に招く方向で動きそうです。手料理を出せる相手かどうかで、あなたの中で答えが出るでしょう。
仕事は、行動の星・火星が9月末から「豊かさと自分の価値の部屋」に居座っているので、収入に直接つながる動きが続きそうです。追加の依頼や、副業の最初の入金のような形で、夏に決めたことが現実になっていくでしょう。
16日を過ぎると、家族と分けあうお金の話も、半年ぶりに進むでしょう。24日からは水星が折り返すので、振込の数字は、送る前にもう一度、ゆっくり見直してみましょう。
作る仕事の人は、23日以降が本番です。太陽が「恋と創造の部屋」に入り、24日には水星が折り返して、途中で止めていた企画や作品について、「あれ、どうなった?」と聞かれそうです。新しく作るより、一度しまって温めていた案を出し直すほうが、10月は評価につながります。
26日の満月が、出し直した案を見せる相手を連れてきます。
蟹座は、胃と胸のあたりに気持ちが出やすい星座です。金星が折り返す10月は、実家の味や、子どものころのおやつ、前に住んでいた町のパンのような、懐かしいものを食べたくなりそうです。思い出したら、食べてしまいましょう。10月の蟹座にとって、懐かしい味が、そのまま心の栄養になります。
月末の一週間は、昔の恋に気持ちを持っていかれやすくなります。水星が折り返す恋の部屋で、昔の写真を見返したり、当時の音楽を聞いたりする夜が増えるかもしれません。過去を振り返りやすい時期ですが、返事を書くのは、27日の朝が過ぎてからにしましょう。
蟹座は、夜中に書いた返事を、朝に後悔することの多い星座です。
🌙 キッチンに立ったときに、そっと自分に聞いてみてください。
「私は、どんな好きを、途中でやめてしまったんだっけ」
10月の蟹座は、置き去りにしてきた好きなことを、家の中で呼びもどす月です。
その好きなことを、今度は誰かと一緒に楽しんでみましょう。
星は、あなたを見る窓のひとつです。ほかの窓からも、のぞいてみてください。